最近になってデュアルモニタ―(デュアルディスプレイ)環境を作成した。
文字通りパソコンモニターを2つにするだけなんだけど、これが抜群に使いやすい。
実際にデュアルモニタ―環境になって3ヶ月以上経ち、ある程度メリットやデメリットがわかってきたのでこの機会に紹介しようと思う。
本記事では、
- デュアルモニタ―にするメリット・デメリットは?
- デュアルモニタ―では何ができるの?
- デュアルモニタ―以外に生産性を上げる方法ってない?
といった疑問に答える内容となっている。
まず、僕自身の結論としてはPCを使う機会が多い人であればデュアルモニタ―はオススメ。
とはいえ作業する環境によってデュアルモニタ―にすべきかは人による部分もあるので、本記事の内容を参考にしつつ最適な環境を作ってもらえると嬉しい。
デュアルモニタ―のメリット
まず、デュアルモニタ―にすることによるメリットは以下。
2画面で同時に作業ができる
デュアルモニタ―の最大にして最強のメリットが作業画面を増やせる点。
複数画面で同時に作業ができることで画面を広々と使うことができ、作業効率化、ストレス軽減につながる。
攻略サイトを表示しながらゲームをしたり、動画を流しながらネットサーフィンをしたりといったことが可能。
もちろん、ブログを書きながら、気になったことを別画面で同時に調べものをすることもできてしまう。


ゲームをしてるときでもすぐに調べものができる
ブラウザのタブやウィンドウを毎回切り替える必要がなくなり、作業効率も爆上げだ。

デスクトップを広く使える
画面が増えるため、デスクトップもそれだけ大きくなる。
これにより、デスクトップにアプリケーションやファイルを多く置くことができる。
デスクトップを頻繁に利用する人にとっては嬉しい利点だろう。
また、デスクトップ画面が増えることにより、背景壁紙を複数使うこともできてしまう。
画面ごとに好きな壁紙が設定できるので、テンションを上がる壁紙を複数設定しよう。
デュアルモニタ―のデメリット
次に、デュアルモニタ―にするデメリットについても見ていこう。
- 初期費用がかかる
- モニターを配置するスペースが必要
- モニターの持ち運びが面倒
初期費用がかかる
追加でディスプレイやケーブルが必要になるため、初期費用がかかってしまう。
一般的なモニターであれば安くても1万円以上はする。おサイフと相談しよう。
モニターを配置するスペースが必要
モニターを2台置くためには、それだけのスペースが必要になる。
僕が現在使っているデスクは横幅が120cmあり、これに23.6インチと23.8インチのモニターを横に並べて使っていて丁度いいかなと感じるくらい。
利用しているデスクの大きさによっては、デュアルモニタ―にすることでデスク上が窮屈になってしまうこともある。

モニターの持ち運びが面倒
パソコンモニターは地味に重い。現在使っているモニターは約5kgある。
引越し時の梱包時や部屋の模様替え時にモニターを持ち運ぶときには、モニターの数が2倍になるぶんだけ手間が増える。

デュアルモニタ―にする際の注意点
もし、これからデュアルモニタ―にしようと考えている方は、以下の注意点を押さえておこう。
モニターのサイズ
2台のモニターサイズを統一させたい場合は、サイズに注意。
既に持っているモニターのサイズを把握しておき、同じサイズのモニターを購入しよう。
接続端子に対応しているか
利用しているパソコンの空いている端子の種類には気を付けよう。
接続端子には、以下のような種類がある。
接続端子の種類
- HDMI
- DVI
- D-sub
- DisplayPort
HDMI端子が1つしかないパソコンであれば、もちろんHDMI端子のモニターは1つしか使えない。
無駄な買い物にならないように、どの端子に対応したモニターを買うのかをしっかりと検討しておこう。

VESA規格対応か
もし、デュアルモニタ―をするときにデスクアームを使う予定であれば、VESA規格対応のモニターを購入する必要がある。
商品説明ページをしっかりと確認して、見落とさないようにしよう。
うっかりモニターアームを買ったのに、モニターがVESA規格非対応で付けれなかったという事態になったら悲惨だ。
電源コンセントの用意
モニターを増やす際に、見落としがちなのが電源コンセントが足りているか問題。
モニターを2つにすると、電源の供給も2つ必要になる。
パソコンデスク周りは、電源を使う機材が多くなりやすく「電源コンセントが足りない!」といった事態に陥りやすい。
足りなそうな場合には延長コードを利用するなどの対策をとっておこう。
デュアルモニタ―以外で生産性を上げる方法
デュアルモニタ―は、新しくモニターを揃えなければいけないうえ、場所や接続ケーブルなども用意しなければならない。
それにはお金もかかるし、モニターが増えることによってかさばることを嫌う方も多いのではないだろうか。
そのような方に向けて、デュアルモニタ―以外で生産性を上げる方法を提案してみる。
ウルトラワイドモニター
デュアルモニタ―よりも「生産性が上がった!」と声をよく聞くのがウルトラワイドモニター。
ウルトラワイドモニターは一般的なモニターに比べて画面が横にかなり広がっているのが特徴。
そのため、1画面でありながら複数のウィンドウを横に開いての並行作業も軽々と行えるため、生産性の向上につながる。

また、ウルトラワイドモニターの最大のメリットは、モニターを2つ用意する必要がない点。
一般的なモニターに比べて高価ではあるが、モニターの配置や移動にかかる手間も少なく、資金的に余裕があればぜひ検討してみてはいかがだろうか。
湾曲タイプであれば、端から端までの画面確認がしやすくなるのでおすすめ。
ノートパソコン
デュアルモニタ―はノートパソコンでも代用できる。
ノートパソコンとパソコンモニターをHDMIなどの接続端子でつなげれば、ノートパソコンの画面をパソコンモニターに拡張させて作業が可能になる。
意外とこの方法を知らなかったという方もいるのではないだろうか。
環境が揃っていれば、ぜひ試してみるのも良いかもしれない。
また、ノートパソコンを使うときはスタンドがあるとデスク上での作業が快適になる。
タブレット
タブレットもデュアルモニタ―の代わりとなる。
画面を2画面に表示させて作業するのは難しいが、調べものをしたり、動画をみたりする用途であればタブレットでも十分に役割を果たせるだろう。
タブレットに参考資料を写しておいて、それを見ながらパソコンモニターで作業をする方法など活用方法は幅広い。
また、タブレットのメモアプリを利用している方も多く、作業中にひらめいたアイデアや考えなどをタブレットにメモしながら作業するといった活用方法もおすすめ。

まとめ:デュアルモニタ―のメリットを体感してみてください!
本記事では、デュアルモニタ―のメリットやデメリット、代案方法などを紹介してきた。
ブログを書きながら調べものをしたり、動画を見ながらゲームができたりとデュアルモニタ―には多くのメリットがある。
しかし、初期費用や設置に手間がかかるというのも事実。
最初は悩んだり迷ったりすると思うが、実際に使ってみるとかなり便利さを体感できるはず。
是非とも、デュアルモニタ―の素晴らしさを体感してもらいたい。
今回の内容が、みなさんの快適な環境を作るヒントとなってくれれば嬉しい。
これにて、本記事は以上。
では、検討を祈る!

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