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HSP

HSE(外向型HSP)とは?【生き方や向いている職業】

2021年3月3日

 

人気アーティストや有名人、著名人がSNSなどで「自分はHSPだ」と公表したりと、最近になりHSPという言葉をよく聞くようになった。
HSPとはアメリカの博士が提唱した言葉で、Highly Sensitice Personのそれぞれの頭文字をとった言葉。簡単にいうと「人よりも繊細で敏感な感性を持っている人」のことを指す。

 

具体的には以下のような性質を持つ人がHSPと呼ばれる。

  • 他の人が気づかないような音や匂いに気付く。
  • 他人から言われた些細な言葉で傷つき、いつまでも引きずる。
  • 小さな音や衝撃で驚いてしまう。
  • 集団行動時に他の人の機嫌を敏感に感じ取る。

 

 

HSPの人はその敏感さのせいで、仕事や家庭などの日常生活で人よりも負担が大きく、生きづらさを感じる人が多い。
実はそんなHSPの中でも、以下のように4つにタイプに分類されるとされている。

 

  • HSP(内向的HSP) ・・・繊細、敏感、内向的な人が多い
  • HSE(外交的HSP) ・・・繊細で刺激を求めないが、外向的で人と関わるのが好き
  • HSS型HSP ・・・繊細な感性を持つが、刺激を求める。内向的。
  • HSS型HSE ・・・刺激を求める外向的だが、繊細。

 

 

その中でも、今回はHSE(外交的HSP)について紹介する。
本記事を読むことで、HSEとはどのような気質を持っている人なのか、HSEに向いている仕事、向いていない仕事などについて理解することができる。

 

HSE(外交的HSP)とは

 

HSEについては、以下のように明記されている。

 

HSEは「外向性HSP(Highly Sensitive Extoversion)」の略。HSPは人との関わりに疲れたり一人で静かに過ごすことを好んだりする傾向があります。そのため、HSPは全員内向的だと思われがちです。しかし、実際には自分の内面世界とともに外側の世界からの刺激も必要とするタイプがいることがわかりました。それがHSEです。

出典:『障がい者としごとマガジン』-HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは? ストレス緩和と仕事上のポイントー

 

「外交的HSP」とも呼ばれるHSEとは、その名の通り、HSPの気質や特徴を持っているが、人と関わるのが好きなタイプの人のことを指す。
HSPは人と関わるのを嫌い、一人で作業するのが好きな気質の人が多いため、HSEは正反対とも言える。

そのため、HSEはリーダーシップを取ることもでき、人脈も作りやすく、人が寄ってきやすい気質を持っている。

 

 

しかし、基本的にはHSP気質である

 

HSEは、簡単に言うと人と関わることが好きなHSP。「それならHSPでない人と変わりないのでは?」という意見があると思うがそれも違う。

HSEも、HSPの特徴である「繊細さ」や「敏感さ」を持っている。
特に人から否定されることや、拒絶されると落ち込みやすいという気質を持っている。

つまり、社交的ではあるが、繊細な感性も持ち合わせているので、適切な人間関係を保つことが重要となる。

 

また、一人でいることが苦手なので、長い期間一人で考え込んだりすると気持ちが沈んでしまう性質もある。
その場合の解消方法としては、定期的に中の良い人と会話したり、遊ぶことで回復が見込める。

 

HSEの生き方、適した仕事

 

繊細な感性を持ちながら人と接することを好むHSEは、ある程度自分自身で人を選べる仕事環境が適していると言える。
リーダーシップを取ることができて、人からも好かれやすいHSEは自分の裁量で人に指示を出したり、人からの依頼を受けたりする仕事環境が望ましい。

逆に刺激には弱いので、苦手な人や合わない人がいる環境からは、早めに身を引いたり、避けたりするのが良い。

 

HSEに向いている仕事・向いていない仕事

 

HSEは「人の役に立ちたい」「人と関わりたい」という思いを持つ人が多い。
そのため、適している仕事としては以下のような職業。

 

  • 人と対面する接客業
  • サービス業
  • 看護師
  • 介護士
  • 保育士
  • システムエンジニア

 

HSEが仕事選びをするときは、人を相手にした仕事チームで協力して行う仕事を選ぶことで能力を発揮できる可能性が高い

逆にHSEに向いていない仕事としては、人と関わることが少ない仕事や体育会系の仕事。
一人で黙々と作業することが求められる仕事や、刺激の受けやすい仕事、不特定多数の人と関わることが求められるような仕事は適していない。

 

  • ブロガー
  • ライター
  • 動画作成
  • コールセンター

 

 

まとめ:HSEは人と関わることが好きなHSP

 

HSPと呼ばれるタイプの分類の一つであるHSEは、人と関わることが好きなHSPと言える。
すなわち、繊細だが、人と関わったり、仕事をすることを好むタイプ。

 

HSEの特徴をまとめると以下のとおり。

 

  • 人と関わることが好きで、人から好かれやすい。
  • リーダーシップを発揮することができる。
  • 外交的ではあるが、人から拒絶や否定をされると傷つきやすい。
  • 一人で長い時間を過ごしていると、メンタルが落ち込みやすい。

 

HSEの人は、他人と関わることは好きだが、繊細な面もあるので、適度な人間関係を保つことが必要となる。

 

 

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