サウナに入る際のポイントや注意点もあれば知りたいなぁ。
このような方に向けて。
筋トレする方が集まるスポーツジムのような施設には、サウナが付いているケースがあります。
筋トレ後のサウナは、身体の成長や健康維持につながるいくつかのメリットがあるのです。
本記事では筋トレとサウナの関係性を知りたい方に向けて、筋トレ後サウナのメリットや注意点、入る際のポイントなどを中心に解説します。
トレーニング成果をより高めるサウナ活用法を知りたい方は、ぜひ最後までご覧くださいね!
筋トレ後サウナがもたらす効果
筋トレした後にサウナに入ると、主に以下のような効果が得られます。
筋トレ後サウナの主な効果
- 筋肉の修復が早まる
- 筋肉の誇大化が期待できる
- 質の高い睡眠につながる
ひとつずつ解説していきます!
筋肉の修復が早まる
筋トレ後にサウナに入ると、熱によって血行が促進されるため筋トレにより傷ついた筋肉の修復が早まる効果が得られます。
血行が良くなると、酸素や栄養素が筋肉により速く供給され、疲労物質の排出もスムーズに行なわれます。
筋肉の疲労回復が早まり筋肉の修復にかかる時間が短くなると、次回のトレーニング計画が立てやすくなるでしょう。
サウナにはリラックス効果もあり、筋肉の緊張がほぐれ、全身のリフレッシュ感を得られる点もメリットといえます。
筋トレ後のサウナはトレーニングにより傷んだ筋肉の修復を促進し、トレーニングの成果を最大限に引き出すための効果的な方法です。
筋肉の誇大化が期待できる
筋トレ後にサウナに入ると高温環境により筋肉細胞が温められ、筋肉生成を促進する効果が生まれ筋肉の誇大化が期待できます。
サウナの熱により血流が増加し、筋肉に必要な栄養素やホルモンが効率よく供給され筋肉の成長を助長するのです。
サウナに入ることでストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられ、筋肉の分解が抑制される効果が生まれます。
筋肉の維持と成長が促進され、トレーニングの効果を最大限に引き出せるようになる点が筋トレとサウナを組み合わせるメリットのひとつ。
筋トレにより筋肉の誇大化を目指す方にとって、筋トレ後サウナは取り入れてほしい習慣です。
良質な睡眠につながる
筋トレ後にサウナに入ることで、質の高い睡眠を得られやすくなる点も大きなメリットです。
サウナの高温環境には身体の交感神経と副交感神経のバランスを整える効果があり、リラックス状態が促進され入眠しやすくなります。
深い眠りが得られると身体全体の回復が促進され、翌日のトレーニングや日常生活でのパフォーマンス向上につなぎやすくなります。
質の良い睡眠は筋肉の修復や成長にも重要であり、結果としてトレーニングの効果を最大限に引き出しやすくなるのです。
サウナにより良質な睡眠を確保することで、体全体のコンディションが整い、筋肉の成長と回復を促進します。
筋トレ後サウナの注意点
筋トレした後のサウナには注意点もあります。
筋トレ後サウナの注意点
- 疲労による体調不良になる可能性がある
- 長時間のサウナは避ける
- 筋肉の炎症のリスクがある
- 飲酒は避ける
筋トレ後のサウナを効果的に活用するため、上記の点を押さえておきましょう。
疲労による体調不良になる可能性がある
サウナの高温環境は血圧や体温を上昇させ、体のエネルギー消費を促すため場合によっては体調不良を引き起こす可能性があります。
高負荷な筋トレ後は身体が多くのエネルギー消費している状態なため、さらにエネルギーを消耗することで体調不良を招きやすくなります。
心臓への負担により血圧が不安定になり、めまいや立ちくらみなどの症状に陥るケースが考えられます。
筋トレ直後は筋肉が疲労している状態であり、過剰な熱負荷がかかると体の回復が遅れることがあります。
トレーニング後に強い疲労感や不快感がある場合はサウナを避けましょう。
筋トレ後にサウナに入らず、少し時間を置いてから入ることで体への負担を軽減できます。
長時間のサウナは避ける
サウナに入る時間は長いほど良いというわけではありません。
長時間のサウナ入浴は、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
サウナの高温環境に長時間いると体温が過剰に上昇し、疲労感やめまいなどの体調不良や熱中症のリスクが高まります。
一般的にサウナに入る時間は10分程度が適切とされています。
適度な時間で効果的に体を温めることで、健康を守りながらリラックス効果を得られやすくなります。
筋肉の炎症のリスクがある
サウナにより体温が上昇し血管が拡張するため、サウナ入浴後の筋肉や関節の炎症が悪化するリスクも考慮する必要があります。
筋肉の炎症は筋トレや運動により生じるケースがあり、適切な処置や休息が必要です。
サウナに入ることで体温が上昇し、炎症部位に血液や熱が集中すると炎症が悪化し、該当部位の回復が遅れる場合があるため気を付けましょう。
筋肉の炎症が残っている場合や怪我をしている場合は、サウナは控えて安静にすることも大切です。
飲酒は避ける
サウナ前の飲酒は避けましょう。
アルコールには利尿作用があり体内の水分を排出しやすい状態になるため、高温状態のサウナに入ると脱水症状を引き起こすリスクが高まります。
筋トレの効果を高めるサウナのポイント
筋トレ後にサウナに入る際には、以下の点を押さえておきましょう。
筋トレ後にサウナに入る際のポイント
- 筋トレ後から30分~1時間ほど空ける
- サウナ前後は水分補給をする
- サウナは長くても10分ほどにする
筋肉の回復や成長を助けるサウナを上手に活用して、トレーニングの効果を高めましょう!
筋トレ後から30分~1時間ほど空ける
サウナは筋トレ後から30分~1時間ほど、時間を空けてから入ることが効果的です。
筋トレ直後の身体は多くのエネルギーを消耗しているため、すぐサウナに入ると身体への負荷が増加し効果が薄れる可能性があります。
筋トレ後に休ませる時間を設けることで筋肉のリカバリー効果を促進し、サウナの効果を最大限に受けられます。
サウナ前後は水分補給をする
サウナ前後には水分補給をしましょう。
サウナに入ると体内の水分が大量に失われるため、脱水症状を防ぐために十分な水分補給が大切です。
サウナに入る前は、十分な水分を摂取しておくことで、サウナ中の水分損失を補います。
サウナ後も発汗作用によって体内から水分が排出された状態なため、速やかに水分補給を行ないようにしてください。
水分補給時にはカフェインやアルコールなどの利尿作用が働く飲み物は避け、清涼な水やスポーツドリンクなどで体内の水分を補給しましょう。
サウナは長くても10分ほどにする
サウナに入る時間は一般的に10分程度が適切とされています。
長時間のサウナ入浴は、身体に負担をかける可能性があります。
過度の熱への曝露は体調不良を引き起こすリスクがあるため、10分程度の短時間のサウナ入浴を心掛けましょう。
効果的なリラックスやデトックスを得るために、適切な時間を守ることが大切です。
筋トレサウナにおすすめのアイテム
筋トレサウナをより快適に楽しむためのおすすめアイテムを紹介します。
筋トレ×サウナにおすすめのアイテム
- サウナハット
- スパバッグ
- タオル
サウナハット
サウナハットは頭部を熱から保護し、髪の毛や頭皮が受けるダメージを軽減する役割を果たします。
頭部の熱を遮ることでのぼせを防ぐ役割も持つため、身体全身が温まるためじっくりサウナに入れる点もメリットです。
サウナに慣れていないと暑さに耐えられず短い時間で出てしまう方もいるかもしれません。
サウナの効用を効果的に得るには、最低でも6分ほどゆっくりと入ることが理想とされます。
頭部への熱気を抑えるサウナハットを活用することでのぼせにくくなり、じっくりサウナに入りやすくなります。
スパバッグ
筋トレ後サウナに通う際に、お風呂グッズやサウナグッズの持ち運びに便利なアイテムがスパバッグです。
スパバッグには、サウナハットやタオル、シャンプー・コンディショナーなどを入れられるため、サウナを習慣にしたい方は持っておくと便利になります。
お風呂やサウナに入る際には濡れてしまうため、メッシュ素材のような乾きやすい作りのアイテムがおすすめです。
タオル
お風呂やサウナに入る際にはタオルの用意も忘れないようにしましょう。
筋トレ後にサウナに入る際には、トレーニング用とサウナ用でタオルを分けて持っておくことがおすすめです。
タオルはサウナ内での汗を拭くだけでなく、サウナの席に敷くことでも活用できます。
サウナ施設によってはタオルを敷いて座る決まりがある場所もあります。
まとめ:サウナを活用して筋トレの効果を上げよう!
筋トレ後にサウナに入る主な効果は以下です。
- 筋肉の修復を早める
- 筋肉の誇大化を促進
- 質の高い睡眠につながりやすくなる
サウナに慣れていない方は水分補給や休憩をしっかりととり、脱水症状やめまいなどの症状にならないように注意してくださいね。
トレーニングの効果を高めリフレッシュにもなる、サウナをぜひ習慣として取り入れてみてください!